※募集は終了しました【2024/4着任】山元町に年間500名来訪する学生ボランティアと地域の課題解決を行うプロジェクトの企画担当者を募集!
皆さんはボランティア活動に参加したことはありますか?
2011年の東日本大震災時、山元町にも数多くのボランティアの方々が全国各地から駆けつけ、被災者の救援や復旧・復興に大きな力を発揮していただきました。あの大震災から10年以上経過した現在も、実は山元町と複数の学生ボランティア団体の関係は継続しており、年間延べ数百名規模が来町し主に沿岸部での震災復興支援等のボランティア活動を実施してくれています。ボランティアという形で山元町に関わってくださる地域外の方々がやりたいことと、地域内のニーズを掛け合わせ、地域課題の解決に繋げるプロジェクトを立ち上げ、その中心的役割を担う、事業企画ポジションを地域おこし協力隊で募集します。
【プロジェクトの背景】
大震災から10年以上の年月が過ぎ、訪れる学生ボランティアの方々からは、町内での新たな取り組みを検討する動きが出てきています。
山元町を訪れる学生ボランティア団体は従来の活動地区以外の知名度が低く、今後町内で活動の幅を広げていくために町側との連携を強化したいと考えているものの、町の被災者支援担当との接点が少なく、直接的な繋がりは依然として薄い状態です。一方、山元町の学生ボランティアの受入・調整等は町内にある山元町おてらボランティアセンター(以下「テラセン」という)坂野代表(普門寺住職)や地域の有志によって行われていますが、対応できる人数の問題もあり、活動の幅を広げることが容易ではありません。
ボランティアで年間延べ500名以上訪れる学生の方々の中には、必ず数名山元町に思い入れを持ち、大学卒業後も継続的に来町してくださる方がいます。これらの状況を踏まえ、私たちは山元町に来てくれるボランティアの方々=貴重な関係人口と位置付け、共に地域の活性化に繋がる取り組みの企画立案、実行を検討していきたいと考え、プロジェクトの立ち上げに至りました。
【目的・狙い】
・地域課題と学生ボランティアのニーズを掛け合わせ、関わっていただける方々の力を最大限発揮できる環境を作ることで、地域に活力を生み出したい。 ・町外から来る方のニーズや課題を聞き、山元町と町外の方が交流する仕組みを作りたい。 ・ 「ボランティア」の切り口で地域内外の交流機会を作り、山元町を好きになってもらえる、ふるさとと思っていただける人口を増やしたい。
【具体的な業務内容】
1) 学生ボランティアの窓口業務 ・各学生ボランティア団体との関係構築 ・ボランティア団体/サークル/大学生の窓口対応 ・自治体/地域及び地域団体との調整、連携対応 ※地域活動を行う団体の例:一般社団法人まちづくり山元、山元の未来への種まき会議、山元はじまるしぇ、子どもも大人もみんなで遊び隊、コダナリエ実行委員会 など 2) 学生ボランティアと実施するプロジェクトの企画業務 ・ボランティア団体ニーズ、地域課題の聞き取り及び把握 ・ニーズや地域の実情を踏まえたプロジェクトの立上げ、推進 ・ボランティア団体及び自治体、地域関係者との折衝 3) 地域内外の交流を生み出す仕組み作り業務 ・地域外の方が継続的に山元町に関わる上での各種課題解決に向けた企画/事業開発 例1)団体以外の個人がボランティア活動に参加する窓口がない:個別窓口の設置 例2)活動拠点/宿泊施設がない:古民家を活用した拠点作り 例3)オフラインでしか繋がりがない:オンラインコミュニティの創設 例4)人が集まる象徴的な機会がない:イベントの開催 など 4) その他業務 ・話し合いを通じて目的達成に必要と判断される上記以外の業務
【任期中3年間の想定】
< 1年目 > ・ボランティア団体、地域団体との関係作り ・町内の関係団体やイベントなど、実際にイベントに参加し、話を聞きながら町に慣れる ・テラセンの活動を通じ、各種ボランティアとの関わり方、ボランティア側の要望とのマッチングなどを行なっていく < 2年目 > ・各種団体や地域の方々と協力しながら、既存イベントの企画・運営支援 ・ボランティアが定期的に来町してくれるよう、仕組みやイベントを実践 < 3年目 > ・ボランティアの方をはじめ、町に興味を持ってくれた方との関係を維持発展できるような仕組みの構築 ・受入団体で実践する地域課題解決ビジネスの実践 ・ボランティアが定期的に来町してくれるよう、町民を巻き込みながらイベントを実践
【得られるキャリア】
地域外と交流する仕組みを作ることは山元町にとって大きな課題であり、ミッションの成果=地域の課題解決であり地域に喜ばれることに直結します。 その中心でコンテンツを新しく創造できる業務に携われる機会は、個々の業務を通じて、十分に成果を生み出す経験、スキルを獲得できると考えています。 またこの経験は、今後のキャリア価値としても有効なものになると考えています。
■ このミッションを一緒に取り組むプロジェクトパートナーのスペシャルインタビューは下記から
スペシャルインタビュー vol.2 – 普門寺住職/山元町おてら災害ボランティアセンター 坂野文俊さん –
【採用要件】
<必須(MUST)> ・志をもって、自分や地域のために頑張れる方 ・関係団体と協力しながら活動に取り組む意欲、コミュニケーション能力のある方 <歓迎(WANT)> ・ボランティア、地域貢献活動の経験がある方 ・地域課題解決ビジネスを立ち上げたい方 ・将来的に山元町に定住する意思のある方 <求める人物像> ・新しいことに挑戦するのが好きな方 ・他人を楽しませる、わくわくすることを考えるのが好きな方 ・障害があっても諦めず、泥臭く推進できる方 ・山元町と共に成長したいと思える方
【募集対象(応募条件)】
①委嘱初年度の4月1日現在において、年齢が満20歳以上の方 ②申込時点で、3大都市圏または地方都市等(過疎、山村、離島、半島等の地域に該当しない市町村)に在住し、採用後に山元町に住⺠票を異動し、居住できる方 ------------------------------------------------ 地域おこし協力隊及び 地域プロジェクトマネージャーの 特別交付税措置に地域要件確認表 上記より地域要件を事前にご確認下さい ※不明な場合は、お問合せ下さい ------------------------------------------------ ③普通自動車運転免許を有し、日常的な運転に支障のない方 ④地域活性化に意欲があり地域及び地域住民に馴染み積極的に活動する意志のある方 ⑤PCの一般的な操作(Officeソフト含む)やコミュニケーションツールの使用が可能な方 ⑥活動期間終了後に山元町において起業や就業をし、定住してもいいと考えている方 ⑦山元町暴力団排除条例(平成25年山元町条例第12号)第2条に規定する暴力団員等でない方
【募集期間】
2024年2月末まで
※本求人の募集人数は1〜2名を予定しています。応募者多数時は募集を早めに締切る場合がございます。予めご了承ください。
【募集要項】
雇用形態 | 業務委託 山元町と隊員が委嘱契約を締結し、個人事業主として活動します ※町との雇用関係はありませんので、ある程度裁量を持った働き方が可能です |
任用年月日 | 2024年4月1日〜 |
委嘱期間 | 1年単位で更新し、最長3年 |
募集人数 | 1〜2名 |
勤務時間 | 1日あたり8時間程度 |
活動日数 | 1ヶ月あたり20日程度 |
休日 | 上記の活動日数を確保しながら、各関係者との調整の上、ご自身の裁量で取得できます。 |
勤務先 | 学生ボランティア受入実施団体、山元町役場、活動拠点、その他関係団体など |
給与 | 23.3万円/月(年額280万円) ※健康保険、国民年金はご自身での手続きが必要です |
活動補助金 | 200万円/年 —————————————- 活動補助金は主に以下項目で山元町役場への事前申請及び承認の上、利用が可能です 事業に必要な経費、旅費 住居、活動用車両に係る経費 定住や起業に向けて必要となる環境整備の経費 その他町長が認めた経費 |
副業について | 業務に支障が無い範囲で可能です |
補助制度 | 山元町では県内最高水準の移住定住に関わる補助金制度を用意しております。詳細はこちらをご覧ください。 |
【選考フローについて】
1)エントリー 2)書類選考 3)一次面接(WEB) 4)最終面接(現地) 5)選考結果通知 ※最終面接参加の交通費等に関しては自己負担とします。予めご了承ください。