役場メンバーが語る協力隊立ち上げと今後のサポートについて
今回の地域おこし協力隊応募に関して、応募の企画立案から、今後のサポートまで行っていく山元町役場メンバー3名のメンバーに、それぞれの想い、期待すること、サポート内容などを一問一答形式で伺いしました。
まずは自己紹介をお願いします
写真右/山元町役場職員 伊藤(以下は伊藤と表記)
農水産・商工観光等の業務に携わる中で、町外出身の私を優しく受け入れてくれる町民の優しさや内に秘める情熱、他に誇る多様な地域資源などを、直接肌で感じてきました。ぜひ共にこの良さを磨きあげていきたいと思っています。
写真中央/山元町役場職員 阿部(以下は阿部と表記)
出身は山元町。大学を卒業後、ふるさとの復興に尽力したいと思い、山元町役場に入庁しました。農林水産課で農業者支援等の業務に携わり、現在は、企画財政課で主にまちづくりに関する業務を行っています。
写真左/山元町役場職員 清水(以下は清水と表記)
現在、民間企業から、山元町の企画財政課に出向しています。出向元の企業では、地域人財の採用支援など人財の面からまちづくりをサポートしており、山元町では地域おこし協力隊をお迎えする準備の業務をしています。
Q1. 山元町にはこれまで協力隊はいましたか?
はい。3年前に1名おりましたが、大学生だったため、卒業と同時に就職することになり、1年だけの任期でした。ただ、任期終了後も山元町に足を運んで地域の方々と接点を持っていただいていて、今年の11月山元町に移住されました。
Q2. なぜ協力隊を募集することになったのか、募集の経緯を教えてもらえますか?
協力隊導入の前提にある地域課題は、人口減少に伴う将来的な自治体経営持続の危機です。 東日本大震災から12年が経過し、山元町も復興のステージから持続可能なまちづくりにステージが変わってきています。
ハード面の整備はほぼ終わりましたが、ソフト面の整備はまだまだこれから。様々な視点や感性などを持った方と、一緒にいきいき・わくわくしながら新しい山元町を作るため協力隊を募集することにしました。
Q.3 サポーターの皆さんからはどんなサポートをしてもらえますか?
皆さんが安心して活動していただけるよう、山元町で生活する上での困り事、業務を遂行していく中での各種相談対応や、定期的な報告会を実施し、協力隊同士の連携強化の場を設けます。
また、地域の人との軋轢が生まれないような関わりなどの助言や、何かあった時どのように対応していくかを寄り添って考えていきたいと思います。業務の内容など必要に応じ、随時サポーターは増員していく予定です。
Q4. 今回はなぜこのミッションにしたのでしょうか?
ミッションを検討する上で、私たちは下記3つを協力隊とともに成し遂げたい目標として設定しました。
①人が集まる仕組みを作り、山元町と町外の人々が交流する仕組みを作ること ②魅力的な仕事を作り、産業(特に一次産業)を強化すること ③地域内外の人々がいきいき・わくわく挑戦できる風土を作ること
この目標を達成するためには何が必要か、地域の方々にヒアリングを行い、目標に共感頂いた町の方々と一緒に作ったのが今回のミッションになります。 今後も、目標に共感頂ける町の方々とともに、ミッションを増していく予定です。
これらの取組みが「なんだか面白そう」と思わせ、人が人を呼ぶ状態(サイクル)を作りたいと考えています。
Q5. 協力隊に着任いただく方に期待することはありますか?
協力してくださる町の人達は、みんな口を揃えるように「楽しみだ」「わくわくする」とおっしゃっています。ぜひ、協力隊として着任いただく方も、「楽しみながら」「わくわくしながら」山元町で挑戦し、町に新たな風を吹き込んで欲しいと思っています。
山元町は、新たなことに挑戦する方を優しく迎え入れる雰囲気と環境が揃っていますので、安心して着任して頂けるはずです。
Q6. 応募を検討する皆さんへ、サポーターからメッセージをお願いします!
伊藤: 「いきいき」「わくわく」挑戦できるステージを用意してお待ちしております。是非お力をお貸しください。
阿部: 協力隊員1人1人が地域に溶け込み、輝けるように最大限のサポートを行います。なんでも気軽に相談してください。
清水: わくわく、いきいきすることへのチャレンジを許容する風土が当町にはあります。日々の活動や悩みなど、何でも相談してください。